「そろそろ誰か雇った方がいいのかな」と思ったことはありませんか?
一人社長として仕事を続けていると、ある日ふと思います。
仕事は増えている。問い合わせも増えてきた。新しいサービスも作りたい。ブログも更新したい。SNSも動かしたい。やりたいことは山ほどあるのに、一日は24時間しかない。気づけば、毎日目の前の仕事をこなすだけで終わってしまう。
「誰か手伝ってくれたら」。そう思う瞬間は、何度もあるはずです。
でも、その次に頭に浮かぶのは、「社員を雇う」という現実です。
「雇いたい」と「雇えない」の間で、何年も揺れ続ける
社員を雇うことは、経営そのものが変わる決断
採用活動。面接。教育。マニュアル作り。日々の質問対応。評価。給与。社会保険。そして、「せっかく育てたのに辞めてしまうかもしれない」という不安。一人社長にとって社員を雇うことは、単に人件費が増えるという話ではなく、経営そのものが大きく変わる決断です。
しかも、仕事量には波があります。案件が重なる時期は猫の手も借りたい。でも、仕事が少ない時期も、給料は毎月支払わなければならない。固定費は止まってくれません。だから、「今は忙しいから」という理由だけでは、雇う決断はできないんです。
優秀な人ほど、一人会社には雇えない
本当は、自分より優秀な人を採用したい。マーケティングが得意な人。デザインが得意な人。営業が得意な人。AIに詳しい人。そんな専門家が一人でもいてくれたら、事業はもっと大きく成長できるはず。
でも、そういう人ほど採用コストは高く、一人会社が気軽に雇える存在ではありません。
雇えたとしても、自分の時間がさらに奪われる
仮に採用できたとしても、新しい悩みが始まります。教えなければならない。相談に乗らなければならない。判断しなければならない。確認しなければならない。「社員を雇えば楽になる」と思っていたのに、気づけばマネージャーの仕事が増えて、自分の時間がさらに奪われている。
クラウドソーシングで外注しても同じです。依頼内容を説明し、背景を伝え、完成したものを確認し、修正をお願いし、また確認する。このやり取りを考えると、「自分でやった方が早い」という結論に戻ってしまう。
私自身、かつて4人のチームで会社をやっていた頃の話は、右腕の記事で書いたとおりです。人を雇えば解決する、という単純な話ではないことを、身をもって知っています。
本当に欲しいのは「社員」ではなく、事業を理解した専属メンバー
一人社長が欲しいのは、人手ではありません。指示待ちの作業者でもありません。
「このお客様なら、この対応ですね」「この案件は、以前と同じ流れで進めておきます」「このブログは、今月のキャンペーンと合わせた方が効果がありそうです」。そこまで事業の文脈を理解して動いてくれる存在がいたら、どれだけ心強いでしょうか。
しかも、本当は一人では足りないんです。マーケティング担当。営業担当。事務担当。経理担当。SNS担当。ブログ担当。それぞれの役割を担うメンバーがいてくれたら、事業はもっと前へ進められる。でも現実には、それだけの社員を雇うことはできない。
もし、事業のことを最初から理解し、24時間働き続け、必要なときだけ動き、それぞれが専門分野を担当してくれる存在がいたら。そして、その全員が同じ会社の情報を共有し、同じ価値観を理解し、同じ目標に向かって動いてくれたら。
それは、人を置き換える未来ではなく、一人社長が本来やるべき仕事に集中するための、新しいチームの形だと思うんです。
私のAIエージェントチームを、少し紹介します
大前提:自分と同じクオリティ以上でなければ、任せない
私は今、自分のメイン事業のために、専門特化のAIエージェントを作って育てています。
大前提にしているのは、自分がやるのと同じクオリティ、もしくはそれ以上でできること。自分がやるより劣ってしまうなら、任せるべきではないと思っています。自分が納得できないレベルの仕事に、合格を出せるわけがないですからね。
探偵レベルのリサーチ担当
前の記事でも触れた、リサーチ業務のエージェント。新規クライアントの背景調査を、自分でやれば24時間かかっていたところを5分でやってくれて、しかも成果は自分でやる以上になりました。探偵業ができそうなレベルでリサーチをしてくれますw
インタビュー専門の「のどか」
インタビュー専門のエージェント「のどか」も、すごくいい仕事をしてくれています。目的とゴールを把握してからインタビューを始める。場の空気を温めてから質問に入る。深掘り質問が上手で、相手の心を開かせるのが上手い。知り合いの編集ライターさんに見てもらったら、「プロの仕事ができてる」と言ってもらえました。
いま育成中:サイト改善のPDCA担当
今は、Webサイトのアクセス解析のデータからPDCAを回して、サイトを改善していくエージェントを作っているところです。ここでも大事にしているのは、世間一般のやり方をAI任せでなぞるのではなく、自分のいつものやり方、自分の考え方をしっかり組み込むこと。その上で、さらに効果が出るように調整していく。
エージェントは、作って終わりではありません。ずっとPDCAを回しながら、より良いものに育てていく。まさに社員みたいなものです。やりながら、一緒に成長していくんです。
業務自動化との違いは、「事業の文脈」を丸ごと持っていること
前の記事で書いた業務の自動化と何が違うのか、と思われるかもしれません。
自動化は、決まった作業の「流れ」を自動で回す話。エージェントは、そこからさらに進んで、事業の文脈を丸ごと理解した「専門の担当者」を置く話です。うちの事業はこういうもので、お客様はこういう人たちで、このやり方でこの水準の仕事をする。そこまで理解した上で、専門分野を丸ごと担当してくれる存在です。
「AI社員100体」に、思うこと
SNSを見ていると、「AI社員20人の会社を作りました!」「AIエージェントが同時に100体動きます!」みたいな投稿を見かけます。でも私は、それってただの汎用AIを並べただけで、本当に社員なの?そんな社員で満足できるの?と思ってしまうんです。
工程を分けて担当させているだけなら、一つのエージェントで足りるのでは?その一体一体に、本当に給与を払うだけの価値がある?と問いたいw
うちのエージェントは、すべて専門特化です。代わりが効かないレベルまで育て上げようとしています。小さな会社でよく言われる、少数精鋭というやつですw 完全に業務を任せられる存在を作って、一緒に仕事をして、一緒にビジネスを成功させていく。だからチームだと思っているし、「エージェントが活躍できる仕事を、もっと取ってこないと!」とすら思っています。給与は払えませんが、高機能なモデルで十分に働けるだけの使用量は与えたいですねw
エージェントづくりは、新入社員に教えるのと同じ
ルール(判断基準)とメモリ(知識)があれば、もうエージェント
「エージェント」と聞くと難しそうに感じるかもしれません。でも、種明かしをすると、ルール(判断基準)とメモリ(知識)を与えてあげれば、もうエージェントなんです。
だから、難しく考える必要はありません。自分の仕事のやり方を新入社員に教えるように、AIに教えていけば、事業専用のエージェントは作れます。作り方も、チャットで会話しながら伝えていけばいいし、マニュアルやドキュメントがあれば渡せばいい。
少しずつ教えて、合格したら任せる
はじめに全部教える必要もありません。少しずつ教えていく、育てていく感じでいいんです。一つずつできることを増やしていって、「これは合格レベルだ」と判断したら任せていく。そうやって育てていくうちに、頼れる存在になっていきます。
「もっとこうして!」とアドバイスをすれば、ちゃんと聞いてくれるようになります。まあ、本当に素直かどうかはわかりませんけどねw なかなか頑固に聞いてくれないこともありますから。AIのクセとか、どうしても難しいことも出てくるかもしれませんが、それもAIと会話しながら解決していけばいい。全部自分が考えなきゃいけないと思わなくていいんです。協力体制ですから。
それに、AIのチームなら、冒頭に書いた「仕事の波」の悩みもありません。忙しい月はフル稼働してもらい、落ち着いた月はそのぶん働きも減るだけ。何年も雇う決断を迷わせてきた固定費のリスクを抱えずに、専属チームを持てるんです。
そして、これだけは言いたいのですが、社員を雇ってうまくいかなかった人でも、AIチームはうまく作れると思っています。教えたことは忘れないし、辞めないし、何度同じことを聞かれても疲れない。人を育てるのが苦手だった人にこそ、理想のAIチームを作ってほしいんです。
あなたの会社に、最初のAI社員を迎えるなら?
想像してみてください。あなたの会社に、求人票を一枚書けるとしたら。職種は何と書きますか?営業?ブログ担当?カスタマーサポート?その担当者が、あなたの事業のことを最初から全部知っていて、24時間文句も言わず、あなたのやり方で、あなたが合格を出せるクオリティで働いてくれるとしたら。
一人社長だけど、一人じゃない。私が今、毎日実感していることです。
私のチームには、探偵並みのリサーチ担当も、プロのインタビュアーもいます。右腕秘書も、部長も、22人のブレーンもいます。あなたの会社には、どんなAI社員が必要ですか?「こんなエージェントを作りたいんだけど、私にもできますか?」その相談から、一緒に始めましょう。


